CSSにおけるoverflowプロパティとは
overflowプロパティとはボックス要素に入りきらない文字、画像をどのように見せるか指定するプロパティです。フレキシブルデザインの場合、あまり気にする必要はありませんが、初期値がはみ出して表示する設定なので、レイアウトが崩れる場合などにこのプロパティをhiddenやscrollに設定します。
overflow値 | 説明 |
visible(初期値) | ボックスからはみ出して表示 |
scroll | スクロールすることができる |
hidden | はみ出した部分を表示しない |
auto | ブラウザ側で決まる(スクロールとなるブラウザが多い) |
overflow-xやoverflow-yを利用して縦横別々にプロパティを設定することもできます。
overflowプロパティ利用例
~ visible(初期値) ~
結果
HTML
CSS
-
123456789ABCDEFGHIJKLMN
-
/* HTMLの例 */
123456789ABCDEFGHIJKLMN -
/* CSSの例 */ .sample1 { width:100px; height:50px; font-size:20px; overflow:visible; background:skyblue; }
~ scroll ~
結果
HTML
CSS
-
123456789ABCDEFGHIJKLMN
-
/* HTMLの例 */
123456789ABCDEFGHIJKLMN -
/* CSSの例 */ .sample2 { width:100px; height:50px; font-size:20px; overflow:scroll; background:skyblue; }
~ hidden ~
結果
HTML
CSS
-
123456789ABCDEFGHIJKLMN
-
/* HTMLの例 */
123456789ABCDEFGHIJKLMN -
/* CSSの例 */ .sample3 { width:100px; height:50px; font-size:20px; overflow:hidden; background:skyblue; }